
*複音ハーモニカ
トレモロ・ハーモニカとも呼ばれます。
トレモロは間隔をほとんどあけず繰り返し音を鳴らすことで持続音に似た音を作る奏法のこと。
一音につき、ピッチをずらして調律されたリードが二枚付けることでトレモロをつくり、微妙なビブラートがかかります。
トレモロの回数は低い音では2回ほど、高い音では最高6回と、高い音ほど音がよく鳴るなっており心地よい響きを生み出します。
*アコーディオン
ハーモニカでは息継ぎをしやすくするため吸音を作っていますが、これを煩雑だと思う者もいました。
「ハーモニカの歴史」で挙げたブッシュマンもその一人で、手で蛇腹を動かして空気を送る機構を持ったアコーディオンの原型を作りました。
ハーモニカと構造が似ていて、空気を送る(吹く)ときでも戻す(吸う)ときでも音を出すことができます。
蛇腹を動かしたり、鍵盤を弾いたりと手は忙しくなりますが、息を必要としないため弾き語りができます。
*ピアニカ(鍵盤ハーモニカ)
学校教育の楽器として有名。
ハーモニカに鍵盤をつけたような楽器で、特定の音を正確に出せる点で、同じく教育用の楽器だった上下式のクロマティック・ハーモニカよりも優れています。
児童向けの楽器でありながら表現力に優れているため、プロやアマチュアの奏者も割といます。